私は今まで2度転職活動をしております。
現在は、Web業界の人事採用兼、人材紹介エージェントとして、HR領域(Human Resouce)はじめ、人材、転職領域に携わっております。
当時は、転職のイロハもわからなかった私が、転職活動を通して感じたこと、そして当時はどのような状況だったのか、どんな障壁があったのか、私の今までの経緯を前編・後編に分けて、赤裸々にお話したいと思いいます。
ぜひ参考になれば幸いです。

転職を検討中の方、または既に活動している方は、エージェントを1からサービスを理解できる記事を紹介してるので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
あなたの転職活動の進め方や希望に合った転職先が見つけやすいようにまとめています。
初めての転職活動
私が初めて転職活動に踏み切ったのは、新卒3年目の後半の頃です。
転職を考え始めたきっかけ
当時は特にこれをやりたいといったこともなく、自分自身の成長の不安、当時在籍していたアパレル業界の先行きの不安、この会社で働いていく上での将来性、など漠然とした不安にかられ、転職をしてみようと思いました。
当時は右も左も分からず、「取り敢えず動いてみよう」という状態からスタートしました。
転職活動の初動はどんな感じだったのか
ちょうど新卒3年目の8月頃から開始をしました。
「取り敢えず動いてみよう」という状態から、まず私が行ったのはエージェントの登録です。
最初はリクルートエージェントとマイナビジョブ20’sに登録をし、エージェントの方と面談をしました。
ちなみに、当時は現職を続けながら転職活動をしていました。
マイナビジョブ20’sは電話での面談、リクルートエージェントは土日も直接面談を行っていたので、直接訪問させていただいて面談をした記憶があります。




実際、エージェントを利用してどうだったのか
結論、マイナビジョブ20’s経由で転職先が決まりました。
が、エージェント担当によって対応も本当にピンキリだなと感じたのが、正直なところです。
率直にお伝えしますが、リクルートエージェントの面談は40代の男性の方でしたが、「取り敢えず興味あるところ全部受けてみた方が」的なスタンスでした。
希望や条件等を当時の面談担当者の方にお伝えした後、なんと30社〜40社の求人票を目の前に並べられました。
流石の求人数に圧倒されたのを今でも覚えています!
複数の企業に応募させていただき、書類選考も思いの外、通過する企業が多かった印象です。
マイナビジョブ20’sは、30歳前後の女性の方でしたが、私のこれまでの経験や志向性、人柄などをしっかりと細かいヒアリング、転職のアドバイスも丁寧で、私にマッチする求人も絞って選定してくれました。
現職を続けながらの転職活動はどうだったのか
結論からお伝えすると、相当しんどかったです・・・。
というのも当時新卒で在籍していた会社は、勤務時間が9時〜19時までで、各企業の面接の最終開始時間が19時スタートのところがほとんどでした。
その中でも19時半からスタートしてくれる会社もあったので、取り敢えずそこの面接だけ受けまくりました。
しかし当時の会社は、私服出勤だったため、面接の日にスーツで出勤することができず(周りに怪しまれるので)スーツを駅のロッカーにしまって出勤してましたw
そして19時になった瞬間、ダッシュで会社をでて駅のロッカーからスーツを取り出し、駅のトイレで着替えて面接会場に向かう。そんな感じでした。
夏場だったので暑くて本当にキツかったのを今でも覚えています・・・。
リクルート社で内定が出る!
そんな中、活動2ヶ月目でなんとかマイナビジョブ20’s経由で内定をいただくことができました!
しかも、最終面接でその場で「内定を出したい!一緒に働きましょう!」と言われました。
初めての内定だったのでめちゃくちゃ嬉しかったのを今でも覚えてます。
ただ、その場では受諾はせず、一旦冷静になり考えたかったので、「一旦持ち返って前向きに検討いたします」と回答しました。(後々このような判断をしてよかったなと感じることになります)
早速、当時のマイナビジョブ20’sの担当エージェントにもお電話をし状況を伝えました。
転職活動が振り出しへ・・・。
結論からお伝えします。
折角内定をいただいたのですが、結局辞退をしました。
理由は下記3点です。
✅ ①勤務地が九州!?
✅ ②現職の上司による引き留め
✅ ③マイナビジョブ20’sの担当エージェントによるクロージングにドン引く
それぞれ簡単に理由を説明します。
内定を辞退した理由
①勤務地が九州!?
無事内定通知書をいただき内容を確認しました。
年収も100万くらいUP、新卒4年目にしては悪くない年収感でした。
しかし、なんと勤務地が「鹿児島県」でした….!!
私は東京都内勤務という認識で選考を進めていたのですが、最後の最後で勤務地が大きな懸念となってしまいました。
②現職の上司による引き留め
とはいえ、勤務地関係なく、頑張ってみよう!と思っていたため、内定先が決まり退職する旨を、翌日上司にお伝えしました。
すると、お伝えした次の日、事業部本部長から急にランチに誘われました。
(しかも1人5,000円もする高級ランチコースに…)
案の定、「本当に辞めるのか?」といった内容の話で、ひたすら引き止められ、終いには「冬のボーナス、お前の分もう申請しちゃってるから来年まで延さないと無理だよ・・・」と。
当時の私は、退職交渉のイロハも分からず、ただただそれを受け入れるしかありませんでした。
③マイナビジョブ20’sの担当エージェントによるクロージングにドン引き
というわけで、現職から強い引き留めに合い、来年の3月まで現職に残ることになりました。
その旨を担当のエージェントにお電話で話をしました。
10分くらいで終わるかなと思っていたのですが、なんとそこから1時間以上のクロージングがスタート。
「内定が出ているのに勿体ない!」「勤務地が鹿児島なのは、〇〇さん(私)のお人柄とマッチする上司がいるから、先方がわざわざ考慮してくれた」などといった内容をお話しをされました。
当時は聞いているうちに、「明らかに決めにいっている感」に思っていたのですが、振り返ってみると勤務地以外は私の希望通り、いや….むしろそれ以上のものでした。
初めての転職だったこともあり、鹿児島県で仕事をするイメージもわかず、単純に『決め切る勇気』がなかったんだと思っています。(少し反省)
当時感じたこと
結論、上記の3点が絡み合う結果となり、内定をいただいていた企業を辞退する形になりました。
今になって思うのは、もし退職交渉、退職関連の知識があり「自分ではどうしようもできない」といった状況であれば、最終手段として退職代行を利用するのも、私はアリだと思いました。
※何故ならば、会社側が引き留める権利はないからです。
新卒で長くいた会社で思い入れがあるからこそ『情に流されてしまうケースが多い』と思います。
ただ今後の自分のキャリアを考えた時に、この一瞬の『情』によって大きく左右されてしまうのは非常にもったいないです。
どうしても、自分でどうにもできなければ、このような退職代行を使う選択肢も持っておくと気が楽だと思います。






そして私の初めての転職活動は、振り出しに戻りました。(後編に続きます)


市場価値を高められるスキル一覧
”今後の市場動向を踏まえ、自分の市場価値を高めていく上で、私が身につけておく必要があると感じるスキル・経験値は、下記一覧になります。


言うまでもなく、現在人工知能のサポートによって、どんどん機械に置き換わっています。なんと2030年世界全体の人工知能市場は、87兆 9600億円にまで成長すると予測されています。
〜お勧めの講座①〜
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