セルフ・モニタリングとは、言葉の通り「人からどう見られているか」を気にするかしないか。ということです。
人間の行動はその場の状況と、それをどう解釈するかによって説明できると言われています。
例えば、いつでも同じように見える人と、状況に応じてカメレオンのように変わる人がいると思います。
セルフ・モニタリング・テストによって、その人の行動が「その場の状況」に影響されるのか、「その人自身の性格」に影響されるのかを知ることができます。
では、早速やってみてください!
※紙とペンを使用した方がやりやすいです。
「セルフ・モニタリング」テストをやってみる
以下の文は、様々なシーンにおける「反応」を表したものです。
各文について慎重に検討し、文の内容が当てはまることが多い場合は「○」、当てはまらない場合は「×」と回答してください!
1. 他人の行動を真似することは苦手だと思う( )
2. 人の集まる場所で、他の人を喜ばせるようなことをしたり、言ったりしようと思わない( )
3. 確信の持っていることしか主張しない( )
4. あまり詳しく知らないことでも、とりあえず話をすることができる( )
5. 自分を印象付けたり、その場を盛り上げようとして演技しているところがあると思う( )
6. たぶんいい役者になれると思う( )
7. グループの中では、滅多に注目の的にならない( )
8. 場面や相手が異なれば、全く別人のように振舞うことがよくある( )
9. 他の人から好意を持たれるようにすることが、それほどうまいとは思わない( )
10. 自分自身は「いつも見た目通りの人間」ではないと思う( )
11. 他の人を喜ばせたり気に入ってもらうために、自分の意見ややり方を変えたりしない( )
12. 自分には、人を楽しませようとするところがあると思う( )
13. これまでに、ジェスチャーや即興の芝居のようなゲームで、上手くできたことがない( )
14. 色々な人や場面に合わせて、自分の行動を変えていくのは苦手である( )
15. 集まりでは、冗談を言ったり話を進めたりするのを人に任せておく方だ( )
16. 人前では決まりが悪くて思うように自分を出すことができない( )
17. いざとなれば、相手の目を見ながら、真面目な顔をして嘘をグける( )
18. 本当は嫌な相手でも、表面的に上手く付き合っていけると思う( )
採点方法
以下の「○」と「×」と、自分の答えが一致するものに「◎」をつけてください。
- ×
- ×
- ×
- ○
- ○
- ○
- ×
- ○
- ×
- ○
- ×
- ○
- ×
- ×
- ×
- ×
- ○
- ○
最後に◎の数を合計したものが、あなたのセルフモニタリング尺度のスコアになります。
解説
点数が高ければ、人からどう見られているのかを気にする能力が高く、状況に合わせて振舞うことができます。
一方で点数が低ければ、人からどう見られているのかを気にしないで、状況ではなく「自分の価値観」に従います。
要するに、高い人は空気を読むのが得意な傾向が高く、低ければ空気を読むのが苦手な傾向を意味しています。
ただ、決して高いから良い、低いから悪いという捉え方ではなく、それぞれ「特徴」として認識してください!
ある実験結果では
ある実験結果では・・・
学生の被験者に「パーティに行って、たくさんの人と話すミッションに参加するかどうか(外向型として振舞うべき状況に参加するかどうか)」を選ばせるという実験をしたそうです。
✅セルフモニタリングが高い学生は、自分が外向型か内向型かわからず、状況とやるべきことが明確な場合に参加を選ぶ傾向が見られました。
✅一方せフルモニタリングが低い学生は、自分が外向型の場合のみ、参加する傾向が見られました。
そして、それぞれに「どのよう状況であれば参加したいか」と尋ねてみると、
✅セルフモニタリングが高い人は・・・
「どのように振る舞えばいいかが明確な状況」
✅せフルモニタリングが低い人は・・・
「自分が外向レベルにあった状況」
と答えたそうです!
それぞれの特徴
セルフモニタリングが高い人
・他者への気遣い、自分より大きなものを受け入れる傾向がある
・特定の状況に足を踏み入れる前に、ネットで下調べをして疑問や不安をクリアにする傾向がある
・イベントなどに出かける際は「誰を誘うか」をよく考える傾向がある
・どのように振る舞えばいいのかわからない状況に置かれると強いストレスを感じる傾向がある
セルフモニタリングが低い人
・一貫性のある行動やコミットメントの強さがある
・服装や話し方、自らの表現方法について心配をしない傾向にある
・イベントなどに出かける際は「相手が場の雰囲気に合うかより、自分が気の合う人と行く」ことを重要視する傾向がある
・普段と異なる行動をとることにストレスを感じる傾向がある
まとめ
セルフモニタリングが高い人、低い人にはそれぞれのメリットとデメリットがあります。
セルフモニタリングの高い人の
同じく、セルフモニタリングが低い人の
結論、セルフモニタリングが高かろうと低かろうと、大抵の人はざまざまな状況に応じて、柔軟に自分を表現できるはずです。
そして、それぞれ高い人と低い人に適した環境があるので、セルフモニタリングをうまく活用して、転職活動では「自分がどのような環境であれば本来の自分の能力を発揮できるのか」、をしっかり見極めることに繋がると思いいます!


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