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【完全攻略】転職エージェントとは何か | 1からサービスを理解し使いこなすための全知識

転職エージェントって実際に何をしてくれるの?

なんで無料で使えるの?」と気になる方もいらっしゃると思います。

簡潔に説明すると、転職エージェントとは、サービスに登録をすると転職の相談に乗ってくれて、あなたに合った求人探しから面接対策、現職の退職交渉のアドバイスまで、幅広いサポートをしてくれる『人材紹介サービス』のことです。

転職エージェントがやってくれること

1. 面倒な手続きなどを全て代行してくれる
2. あなたに合った非公開求人を紹介してくれる
3. これまでのデータから面接対策や傾向を教えてくれる
4. 年収交渉を引き受けてくれる
5. 退職トラブルなど最後まで相談&フォローをしてくれる

そして、上記のサービスが全て無料で受けられることが、活用する上で大きな特徴であり強みであるため、転職活動をするにあたって、利用しない手はないでしょう!

当ページでは、元転職エージェントのコンサルタント(現役採用人事)である私が、転職エージェントの仕組みから注意点まで、全てオープンにお伝えをしていきたいと思います。

目次

1.転職エージェントとは

再掲になりますが、転職エージェントとは、サービスに登録をすると転職の相談に乗ってくれて、あなたに合った求人探しから面接対策まで、幅広いサポートをしてくれる『人材紹介サービス』のことです。

登録すると、担当者(キャリアアドバイザー)がつき、転職の市場感を元にあなたの転職理由や希望条件、今後のキャリア感をしっかりとヒアリングした上で、エージェントが保有する求人からあなたにマッチしたポジションを選び、「このような企業はどうですか?」と提案してくれます。

キャリアアドバイザーとは・・・?
業界・職種の転職事情や市場感を熟知した転職支援/サポートのプロのこと。
あなたの転職が成功するまで伴走してくれるパートナーのような立ち位置です。

転職エージェントを使う最大のメリットは、キャリアアドバイザーからの転職サポートを受けながら仕事探しができることです。

転職エージェントを分かりやすく他の業界で例えるなら、賃貸探しをする際のイメージで「こんな物件はどうですか?」と提案してくれて、入居までの手続きをサポートしてくれる”不動産会社”、あるいは婚活で「この人はどうですか?」と紹介してくれて、お見合いの調整までサポートしてくれる”結婚相談所”のような存在です。(これらとの違いは、利用者がお金を払う必要が一切なく、完全無料で使える点です)

転職エージェントのサービス利用が完全無料な理由

転職エージェントが無料なのは、企業からの仲介手数料で収益を上げる仕組みのビジネスモデルだからです。

求職者が入社するごとに、その企業から転職エージェントは仲介料(年収の30%〜35%)を受けとっています。

上記のような仕組みになっているため、転職エージェントを利用する求職者側には一切料金が発生しません。

まとめると、転職エージェントとは「手数料を支払ってでも良い人材を採用したい」という企業側の要望と
「希望条件にマッチする企業に転職したい」という求職者をマッチングさせる&双方を幸せにする存在なのです。

エイチ

エージェントの利用が転職に不利になることはないの…?

結論から言うと、双方に有利不利は関係ありません。
採用担当者は「採用した人材が早期に退職してしまう」「期待以上の活躍をしない」といったリスクを避けたいと考えるため、むしろ個人応募の素性のわからない方を採用するより、第3者でもある転職エージェントからのスクリーニングがある方を採用したいと考えることもあります。

2.転職エージェントと転職サイト(媒体)の違い

転職活動を進める上で「転職エージェント」を利用すること以外に、「転職サイト(媒体)」がありますが、それぞれ転職活動の進め方が大きな違いです。

転職エージェントは、専任のキャリアアドバイザー(担当者)が伴走をしてくれ、一緒に転職活動を進めてくれます。一方、転職サイトを使う場合、転職活動は全て自分一人で進める形になります。

大きな違いは、転職サイトではサポートはがないので、「自分が希望する求人が見つからない」「書類の書き方が分からない」と悩んでも、自分でなんとかしなければなりません。

自力でそれらを解決できれば問題はないのですが、自分一人だと客観的なアドバイスを受けられず、視野が狭くなってしまい、履歴書・職務経歴書の書き方が間違ってしまったり、わかりづらい内容になってしまう可能性があります。

そのため、
「転職活動に不安がある(履歴書・職務経歴書の書き方に自信がないなど..)」「次の転職は絶対失敗したくない(なるべく希望通りの企業に行きたい)」という方は、転職エージェントの利用をおすすめします。

次章からは転職エージェントのサービスを利用する上でのメリットをより詳しく解説するので、これから少しでも利用を検討している方はぜひ読み進めていただけると嬉しいです。

3.転職エージェントを利用する7つのメリット

本章では、転職エージェントのサービスを利用する上でのメリットを、より具体的に解説していきます。

  • メリット1. 求人数/求人の選択肢が転職サイトよりも圧倒的に多い
  • メリット2. 応募書類の作成に悩まなくて済む
  • メリット3. 事前に各面接の対策ができ、選考の通過率がUPする
  • メリット4. 現職に在籍しながらの転職活動がスムーズになる
  • メリット5. 転職軸が整理でき、今後のキャリア感も視野が広がる
  • メリット6. 企業の採用担当にフォローアップしてくれる
  • メリット7. 応募段階〜内定後までフルサポートしてくれる

それぞれ詳しく解説をしていきます。

メリット1. 求人数/求人の選択肢が転職サイトよりも圧倒的に多い

転職エージェントのサービスを利用するメリットの1つに、求人数/求人の選択肢が転職サイトより圧倒的に多いことがあげられます。

実際に、BANK型と呼ばれている人材業界大手のリクルート社が運営する『リクルートエージェント(転職エージェント)』と『リクナビネクスト(転職サイト)』を比べると、転職エージェントの方が2.5倍以上の求人を保有していることがわかります

なぜこれほど差があるかというと、転職エージェントには「非公開求人」&「独占求人」というものが存在しているからです!

■非公開求人とは…
一般的な転職サイトやハローワークでは公開されていない求人(採用計画&事業戦略上などの理由から)。公開募集してしまうと応募が殺到してしまうような好条件な求人(給与・ポジション)のケースが多い。
■独占求人とは…
特定の転職エージェント(密に連携をとっている)でしか扱っていない求人。

上記の内容をご覧の通り、転職エージェントを利用することで、求人の選択肢を大きく広げられます。もし転職サイトしか使わなかった場合、非公開求人のような好条件求人を閲覧すらできないので、とても大きな機会損失になってしまいます。

メリット2. 応募書類の作成に悩まなくて済む

転職エージェントを利用することで、応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削を受けることができます。

キャリアアドバイザーとの面談を通して、あなたの人柄やこれまでの経歴をヒアリングし、記載の仕方のコツやワードチョイスなども教えてくれるので、魅力的な応募書類を作成することができます!

ご自身で応募書類を作成するのは、書き方や構成に悩んだりと時間がかかるもので、また過不足無く経歴を書けたつもりでも、プロの視点からみると内容が不十分であったり、見せ方が適切でなかったりするケースはよくあります。

よくあるケースとしては、作成した職務経歴書の「レイアウトや分量、見せ方、内容」について修正すべき箇所があることが多くあります。

職務経歴書の自己PRの考え方はこちらの記事をぜひ参考にしてください)

転職のプロであるエージェントに直接見てもらうことで、あなたが希望する企業の採用担当者に伝わる履歴書・職務経歴書が作成できます。

メリット3. 事前に各面接の対策ができ、選考の通過率がUPする

転職エージェントでは、サービスの一環として面接対策ができるので、選考通過率がグッと高まります!
(なぜ面接対策で通過率が上がるのか、下記が主な理由と観点です)

面接対策で選考通過率が上がる4つの理由
【1】面接対策で選考通過率が上がる3つの理由その企業が重視するポイントが事前に分かる
…エージェントは、企業の採用担当者と頻繁にやり取りをしているので「その企業がどのような人材を求めているか」をこれまので候補者の傾向をもとに正確に把握しています。

【2】過去に実施した面接に関する情報が蓄積されている
…数多くの転職支援の実績があるエージェントであれば、企業ごとに「どのような質問がされるか」「過去どのような理由でお見送りとなってしまったのか」といった具体的な情報が、社内情報として蓄積されていることがあります。

【3】模擬面接で第三者の観点から客観的なフィードバックがもらえ
…回答の長さや伝え方、ワードチョイスなどなど、1人では気がつくことが難しい項目&面接のコツを、模擬面接(練習)を通して教えてもらうことができます。

【4】面接のフィードバックを教えてもらえる
企業の採用担当者と密に連携をとっているエージェントであれば、1次面接/2次面接のフィードバックを最終面接前に教えてもらうことができ、そのフィードバックをもとに最終面接に向けて対策を練ることができます。

事前にどのようなやり取りが行われるかを把握し練習をすることで、本番で緊張しすぎることもなくリラックスして面接に臨めると思います。

メリット4. 現職に在籍しながらの転職活動がスムーズになる

転職エージェントは、応募企業とのやり取りを代行してくれるので、現職で働きながらの転職活動をスムーズに進めることができます。

エージェントが代行してやり取りしてくれる業務

・各企業への応募
・各面接の日程調整
・各企業の採用担当者への連絡
・入社日の調整

在職中に転職活動を行うとなると、就業中における細かいスケジュール管理が困難になります。

特に複数の企業に併願応募をしている場合は、仮に自身で転職活動(求人サイト経由)を進めているのであれば、それぞれの企業と並行してやり取りを行わなければならなりません。

見落としなどがあると、ダブルブッキングなどのトラブルにつながる恐れもあります。

転職活動中の煩雑なやり取りを、代わりに行ってくれることは大きなメリットです。

メリット5. 転職軸が整理でき、今後のキャリア感も視野が広がる

転職エージェントのサービスを利用すると、キャリアアドバイザーと面談(主にWEB・電話)をして、あなたのこれまでの経歴や希望条件をヒアリングし、その条件に合った求人を紹介してくれます。

あなたの希望を満たせそうという前提のもと求人を提案してもらうので、それに伴い今回の転職軸の整理も自ずと固まってきて、整理ができるようになります。また、あなたにマッチした求人を提案してもらえるので、自分の中にはなかった企業や業界・職種を選択肢に入れることもできます。

具体例①(想定外のポジションの打診)

求職者

今回初めてIT業界(SaaS領域)にチャレンジしようと思っています。
これまでの広告営業の新規開拓の経験をいかして、フィールドセールスに応募したいと思っています。

エージェント

初めてIT業界(SaaS領域)にチャレンジする&SaaS業界で今後のキャリアを築いていくのであれば、インサイドセールスにチャレンジした方が良さそうです。
もちろん、これまでの新規開拓の経験はいかせますし、まずはフィールドセールスに商談を受け渡す前段階のインサイドセールスで、顧客課題をしっかり把握し、プロダクトの理解をキャッツアップすることをお勧めします。
その方が、SaaS領域におけるキャリアのベースが整うので、今後フィールドセールスへのキャリアチェンジもしやすくなります。

具体例②(自分に適したポジションの発見)

求職者

自分は人付き合いが苦手なので営業職は向いていないと思っています。
ただ営業職には憧れていて…

エージェント

実は、顧客先を訪問しないインサイドセールス(内勤型営業)という職種があります。給与や勤務地などの条件もマッチしている求人がありますよ。

上記のようなケースは、自分一人で転職活動をしていては思いつかないような選択肢です。転職エージェントに相談したからこそ、「思いもよらぬキャリアが広がりの可能性」を知ることができます。

メリット6. 企業の採用担当にフォローアップしてくれる

転職エージェントは、求職者(あなた)のことを企業の採用担当者に推薦する/アピールをする役割を担っています。

具体的にお伝えすると、キャリアアドバイザーは企業に対してあなたの推薦状を書いて、あなたが希望する企業の各人事担当者にプッシュをしてくれます。

それ以外にも、面接終了後にあなたがお伝えれなかったことや、改めて入社したいといった熱意などを汲み取って、人事担当へプッシュしてくれます!面接では伝えきれなかったあなたの魅力や人柄を直接伝えてくれるので、内定への後押しにつながるでしょう!

メリット7. 応募段階〜内定後までフルサポートしてくれる

転職エージェントのサポートは、前述でお伝えした通り代理で企業への応募をしてくれます。

またそれに加え、内定が決まったら即サービスが終了ではなく、内定後の年収交渉や入社日の調整なども代行してくれます。

特に転職時は、現職の引き継ぎや退職交渉などで、ややこしくなったり忙しくなりやすいですが、その都度調整を代行してくれるのでとても安心です。

メリットのまとめ

■エージェントを利用するメリット

・メリット1. 求人数/求人の選択肢が転職サイトよりも圧倒的に多い
・メリット2. 応募書類の作成に悩まなくて済む
・メリット3. 事前に各面接の対策ができ、選考の通過率がUPする
・メリット4. 現職に在籍しながらの転職活動がスムーズになる
・メリット5. 転職軸が整理でき、今後のキャリア感も視野が広がる
・メリット6. 企業の採用担当にフォローアップしてくれる
・メリット7. 応募段階〜内定後までフルサポートしてくれる

ただ、エージェントの利用はメリットばかりはなく、場合によってはデメリットにもなり得ます。

そこで次の章では中立的な立場から、転職エージェントのデメリットも解説をさせていただきます。エージェントに登録する前にネガティブな側面もしっかりと把握しておきましょう。

4.転職エージェントを利用する4つのデメリット

転職エージェントのサービスを利用する上でのデメリットは、以下になります。

  • デメリット1. 担当者によって(相性次第)はサービスの質に差が出る
  • デメリット2. 自分のペースで転職活動が進めづらい
  • デメリット3. 希望求人に応募ができないこともある
  • デメリット4. 担当者との面接の日程調整が不効率になることもある

それぞれ詳しく解説をさせていただきます。

デメリット1. 担当者によって(相性次第)はサービスの質に差が出る

エージェントから提供するサービスに満足できるかどうかは、あなたにつく担当者のスキル次第です。

人材業界に長年在籍しているベテランの担当者であれば、サービスの質は保たれる可能性が高いですが、人材業界は他の業界と比較をして離職率が高いので、入社間もない経験不足の新人があなたの担当になってしまうことも十分考えられます。

またいくらスキルがあったとしても、生理的に合わないアドバイザーもいるでしょう。(「態度が高圧的に感じる」「自分の売上を上げることだけ考えてそう」など)

経験が浅くスキルの低いキャリアアドバイザーに担当されてしまうと、転職活動がスムーズに進められず、かえって足手まといになることもありますので、注意が必要です!

しかしながら、担当者の変更は可能です。

担当者の変更は可能
担当のキャリアアドバイザーとの相性が悪るかったり、期待していた内容と乖離があると感じたら、変更してもらうことができます。基本的にエージェントの中に、問い合わせ窓口を設けており、担当変更の旨を伝えることで柔軟に対応してくれます。
しかし、変更後も必ずしも良い担当者がつくとは限らないので、効率的に転職活動を進めるなら、1つのエージェントだけに絞らずに、複数のエージェントを使ってみて一番相性の良いサービスを選ぶことを強くお勧めします。

デメリット2. 自分のペースで転職活動が進めづらい

転職エージェントを利用するデメリットの1つに、自分のペースで転職活動を進めづらいといった側面があります。

その背景としては、転職エージェントはビジネスモデルの特性上、「できるだけ早く多くの求職者を転職させたい」と考えるエージェントが多いからです。

そのため、例えばですが今月の売上や目先のノルマのために、求職者の意向をあまり汲み取らないで提案をしてきたり、逐一連絡を取ってきたりと、やや強引に転職させようとしてくる、意思決定をさせようとしてくるキャリアアドバイザーも少なからず存在します。。。

エージェントは「なるべく早く意思決定をして欲しい」というのが本音なので(特に月末が近づいてくると多い)、慎重に転職活動をしたい、ゆっくり時間をかけてマイペースに転職活動をしたいという方にとっては、「意思決定を催促されている・応募を急かされている」と感じられるかもしれません。

デメリット3. 希望求人に応募ができないこともある

転職エージェントを利用することでは、必ずしもあなたの希望求人に応募できるとは限りません。

なぜならば、エージェントは企業へ推薦をする前段階で「エージェント内の社内選考(転職エージェント側で求職者を精査)」を行うのが一般的だからです。

なぜエージェントが社内選考を行うのか

【1】企業の採用代行の役割があるから
>>>転職エージェントは、求職者の転職の支援をする役割があるのと同時に、企業の採用代行をする(優良な人材を紹介する)という役割を担っています。そのため、採用基準から大幅に乖離する求職者は、あらかじめ1次精査をしておく必要があるます。

【2】企業との信頼関係を構築する必要があるから
>>>エージェントにとっての顧客(お金を払う人)は、求職者ではなく企業です。そのため、エージェントは『その企業にマッチした良い人材を紹介できる』という信頼を企業から得るためにも、できるだけその企業に最適な求職者を紹介したいと考えています。

【3】より高い成果報酬を得るため
>>>募集枠が1枠で、かつ同一の求人に複数の応募があるケースがあります。その場合、より高年収で内定が見込めそうな求職者を斡旋することも少なからずあります。

上記のような理由から、「この企業に応募したい」と担当にお伝えをしても、その企業にマッチする経歴やスキルが、企業の求める基準/要件に満たない場合、残念ながら断られるケースもあります。

デメリット4. 担当者との面接の日程調整が非効率になることもある

エージェントサービスを利用することで、担当者と面談を行い希望条件のすり合わせしたり、その都度くる連絡に対応したりする必要があります。

また、応募した各企業ごとに企業担当がいるケースもあるので、キャリアアドバイザー以外からの連絡もその都度くることもあります。それ以外にも、こちらか伝えている面接の候補日での調整が難航してしまい再度調整するケースもあるので、これらの工程が少々手間に感じられる人もいるでしょう。

エージェントによっては、なるべく早く転職を決めてもらおうと頻繁に連絡してくることもあり、煩わしさを感じるかもしれません。

デメリットのまとめ

・デメリット1. 担当者によって(相性次第)はサービスの質に差が出る
・デメリット2. 自分のペースで転職活動が進めづらい
・デメリット3. 希望求人に応募ができないこともある
・デメリット4. 担当者との面接の日程調整が不効率になることもある

ここまでの内容を踏まえると、下記に該当する人はエージェントを利用しても、本来のエージェントのメリットを得られない可能性があります。

エージェントのサービズ利用に向いていない人
・自分のやり方で自分のペースで転職活動がしたい方
・スキルや経験があまりないのにも関わらず、転職先に求めることや理想が高過ぎる方

時間をかけて転職したい人は、『dodaエージェントサービス』や『リクナビネクスト』などの転職サイトの利用がおすすめです。

一方で、以下に該当する人は、ぜひエージェントの利用をおすすめしたいです。

エージェント利用をおすすめできる人
・できるだけ早く転職先を決めたい
・できるだけ多くの求人情報みて選択肢を広げたい
・まずは転職をするべきかどうか相談をしてみたい
・履歴書や職務経歴書の書き方に不安がある
・面接慣れをしていない
・面接のフィードバックが欲しい

転職エージェントのサービスを利用することで、料金は発生せず全て無料なので、まずは2~3社登録してみて、複数の担当者と実際に話してみることをお勧めします! 

複数登録することで、自分と相性の合う担当者を見つけやすくなり、手厚いサポートを受けながら安心して転職活動を進められると思います。

ちなみに、こちら私の転職の体験談を記事にしていますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

次章から、転職エージェント登録後の実際の利用の流れなど、具体的にイメージできるよう解説していきます。

5.転職エージェントを利用する際の流れ

【1】公式サイトから登録

まずはじめに、転職エージェントの公式サイトからサービス利用の登録をします。
マイナビ営業 AGENTの登録サイトのイメージはこんな感じです。

マイナビ Sales&MarketingAGENT

登録時は主に以下の情報を入力するだけで、3分程度で終了します。

入力項目
・名前・生年月日・現住所
・連絡先(メールアドレス・電話番号)
・転職希望時期
・希望勤務地
・現在の仕事
・現在の年収

登録後は転職エージェントの受付担当者から連絡があり、次ステップ「キャリア面談」の日程調整の予約に移ります。

【2】キャリア面談(電話 or オンライン)

担当のキャリアアドバイザーとキャリア面談を実施します。

以前は基本的に対面での実施でしたが、コロナ禍になってからは電話やオンライン面談での実施が一般的になってきています。面談方法は予約時に指定する形になります。

キャリア面談では、担当のアドバイザーが下記のような内容をヒアリングし、あなたの希望条件や今後のキャリアを踏まえ、あなたにマッチした求人を提案してくれます。

面談で話すこと

希望条件(年収、勤務地、働き方、入社時期など)
転職のきっかけ(なんで転職しようと思っているのか)
・そもそも今転職をするべきかどうか
・今回の転職で何を一番実現したいか
・どのよう業界、職種が希望なのか
・これまでの経歴/ご経験
・気になっている企業はあるか
・現在の転職市場の動向

面談時間はおおよそ30分~1時間ほどかかります。「意外と時間がかかって面倒かも…」と思われがちですが、転職エージェントを活用する上で、この面談が一番重要なポイントです!!

キャリアアドバイザーは、あなたと二人三脚で転職活動を進めるパートナーのような存在です。
そのため、同じゴールを見据えてるためにも『最初のキャリア面談が最も重要です!』

「今回の転職にかける想い」「今後実現したいキャリアビジョン」がしっかり伝えることができれば、担当者は希望条件の背景まで先読みして、今の転職事情を教えてくれたり、あなたが本当に知りたかった情報を提供してくれたり、あなたのキャリアの可能性を広げるような提案をしてくれたりします

一方で、双方のゴール設定や認識がズレていると、自分の求める転職の目的と提案される企業・求人の方向性が一致せず、時間と手間だけがかかってしまいます。

希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、「転職に対する想い」などもしっかりと伝えておいてください。
※ちなみに、まだ転職しようか迷っているなど、気持ちが固まりきれていなくてももちろん問題ないです。あなたの状況を鑑みて、本当に今転職するべきなのか、現職でもう少し頑張った方が良いのか、親身になって相談に乗ってくれます。

その後は、転職支援のプロから客観的な意見をもらいながら、転職活動の方向性を定めていきます。

【3】求人紹介

キャリア面談を通して、あなたのご経歴や希望に合わせて、キャリアアドバイザーが適切な求人を厳選して紹介してくれます。

紹介してもらえる求人数は、あなたの転職における状況やスタンス、またエージェントによって異なりますが、少なくても5件、多くて20件ほどが平均的になります。

求人サイトのように自分で探す手間が省けるので、転職活動を効率的に進められます。

非公開求人・独占求人の中からニーズに合ったものを提案してもらえるのも、転職エージェントならではの利点です。

【4】履歴書/職務経歴書の添削

あなたが応募したいの企業先が決まれば、履歴書と職務経歴書の作成に進みます。この際キャリアアドバイザーに作成の仕方た見せ方などをわからない場合は、積極的に教えてもらうことをお勧めします。

7〜8割程度完成したら、一旦キャリアアドバイザーに書類の内容を添削をしてもらいましょう!

キャリアアドバイザーによっては、企業ごとに書き方や見せ方などを添削してくれる担当者もいます!

【5】志望する企業へエントリー

応募する企業へ提出する選考書類が完成したら、担当のキャリアアドバイザーが応募するタイミングで、あなたの推薦文を添えて企業に送ってくれます。

キャリアアドバイザーが添える推薦文では、自分ではなかなか伝えられない第三者から見たあなたの魅力を代わりに企業に伝えてくれます。

求人サイトから自力で応募すると、上記のような推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への応募手続きも全て自分でしなければならないため、その工数などに比べると転職エージェント経由は効率が良くかつ有利です。

書類選考が通過をしたら、1次面接接(場合によっていはカジュアル面談)へと進みます。書類選考期間は企業次第ですが、目安として3日~1週間程度と想定しておきましょう。

【6】面接対策実施

面接の日程が決まれば、そこに合わせてその企業に向けた面接対策を受けることができます。

それぞれ転職エージェントによって特徴がありますが、転職エージェントとあなたが応募した企業がもともと深い関係を築いている(付き合いがな長い)場合は、「面接官はどんな人なのか」「選考のポイントはどのような点なのか」などを事前に把握しています。

また、過去応募した候補者の通過理由やお見送り理由なども、蓄積されているケースもありますので、転職エージェントを利用するメリットは大きいです。

【7】内定入社までのサポート

無事一通りの面接が終了し、採用となった後も転職エージェントは入社までのサポートをしてくれます。

内定後のサポート
・入社日の調整
・年収(条件)の最終交渉
・退職手続きのアドバイス

また、退職手続きについて不安な場合は、「上司にどのように報告するか」などの事前の相談もできますし、引き止めにあった場合も、どのように回避するのかサポートをしてくれます。

6.あなたに合った転職エージェントの選び方とは

こちらでは、転職エージェント選びのお勧めの手順を3ステップに分けてお伝えさせていただきます。この流れで絞り込んで進めていくと、どのエージェントが自分にマッチしたサービスなのかが分かります。

ステップ①. 大手総合転職エージェントに2~3社登録する

転職エージェントには(A)大手総合型(B)特化型の2種類に分けられますが、基本的にまずは(A)大手総合型エージェントを2~3社選んだ方が良いです!

2種類の特徴や違いは下記になります。

(A)大手総合型は、様々な業界・種類の求人を数多く扱っている全国展開規模のエージェントです。

業種・職種問わず、幅広い選択肢の中から求人を提案してくれます。分かりやすく言うと業界であれば『IT業界、コンサル業界、メーカー、商社 etc…』ポジションだと『営業、事務職、技術職 etc…』といった感じでなんでも幅広く保有している転職エージェントです。

なぜ大手総合型を選ぶべきなのか!

・保有している求人が多く、登録するだけでも選択肢を広げられる
・支援実績が豊富で、選考通過に向けた実用的なノウハウ/過去のデータが蓄積されている
・業界/業種を横断して紹介ができるので、志望業種が漠然としていても利用が可能
・大手ほどサポート体制が整っている傾向がある

補足情報:年代によって利用するべきエージェントは異なる

エージェントごとに主な利用ターゲット層が異なるので、無闇やたらに選ぶと利用を断られるケースもありますので、ご留意ください。

利用を断られる事例:
登録者の年代・年収がエージェントの利用者層とズレているケース。例えば、ハイクラス層(年収800万円以上目安)を対象としたエージェントに若年層の方が登録すると「紹介できる求人はありません」と利用を断られる。

上記のようなミスマッチを起こさないためには、「自分の年代・現状の年収」&「エージェントの利用者層」が合っているか確認しておきましょう!

ステップ②. 特化型転職エージェントに1~2社登録する

志望する業界や業種/職種が既に決まっている方は、特化型のエージェントにも登録しておくことをお勧めします!

特化型のエージェントは、ある特定の業界・職種の転職支援専門のエージェントです。分かりやすく言うと、『Web業界だけ』『外資系だけ』に絞った転職エージェントになります。

その業界や職種での経験者が在籍するケースが多いため、情報の『質』や面接対策には非常に役に立ちます。

ステップ③. 自分と相性の良いキャリアアドバイザーがいるエージェントを選ぶ

ステップ①〜ステップ②で、それぞれエージェントに登録をすると、受付担当者からキャリア面談の日程調整の連絡が入ります。そのキャリア面談を通して、どのエージェントをメインで利用するか最終的に判断をしてみてください。

ただ、単に相性が良い悪いだけで判断せず、求人数や企業とのコネクション、関係値が構築できてそうなどといった側面も、ぜひ比較検討要素に入れてください。

繰り返しになりますが、1社のエージェントのみだけだと他社エージェントとの比較検討もできないので、まずは2〜3社登録してキャリアアドバイザーの対応や相性を判断することを強くお勧めします。

7. 元転職エージェント&現役採用人事がおすすめする転職エージェント一覧

転職エージェントは非常に種類が多く、それぞれ特性や強みとしている業界/職種も違うので、「エージェントのサービスを利用してみたいな」と思っても、実際にどれを選べば良いか分からない…という方も多いと思います。

そこで当サイトで転職エージェント利用経験者を対象に行った調査から、特に評価の高かったものを一覧にしてまとめてみました!気になるものがあれば公式サイトを見てみてください。

総合型転職エージェント一覧

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リクルートエージェント

dodaエージェント

JACリクルートメント

マイナビエージェント

パソナキャリア

利用者層
(目安年収)
20代後半~50代
(300~700万円)
20代後半~50代
(300~700万円 )
30代前半〜40代以降
(600~1,000万円)
20代後半~30代
(300~500万円)
30代前半~50代
(400~700万円)
公開求人数 約250,000 約126,000 約13,000 約35,000 約40,000
満足度
4.2

4.1

4.3

4.2

3.9
特徴 ・求人数No1!
・業界最大手で実績豊富
・職種問わず求人が豊富
・地方の転職に強い
・ハイクラス転職に特化
・外資系求人も多数
・若年層向けサポートが好評 ・年収アップを目指す方に最適

※求人数:2022年3月更新

この中で特に「ここに登録すれば間違いない!転職エージェント!」をあげるなら、人材業界最大手のリクルート社が提供するリクルートエージェントをお勧めします。

どれに登録するべきか迷うという方は、まず総合型で求人数が一番多いリクルートエージェントに登録しておけば安心です。

リクルートエージェント

特化型転職エージェント一覧

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利用者層
(目安年収)
20代後半~50代
(300~900万円)
20代後半~50代
(500~800万円 )
40代以降
(800~1,000万円)
20代後半~40代
(600~1000万円)
20代前半~30代
(300~600万円)
特化領域 管理部門特化 IT・Web業界特化 ファッション業界特化 不動産業界特化 女性の転職特化
満足度
4.1

4.3

4.0

4.0

4.2
特徴

・幅広いネットワーク保有
高い専門性をもつキャリアアドバイザー多数在籍
・求人4000件以上掲載

ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1
保有求人7000件以上/8割以上が年収600万円以上
年収アップ率77%

大手・デザイナーズ・外資系求人保有
・ファッション領域の専門性ピカイチ
・求人数1800以上

高いマッチング力
情報の質の高さ
・業界トップクラスの求人案件数(常時5000件)

女性にしか分からないキャリアや転職の悩みにお答え
・女性のキャリアアップ支援に特化
・親身な転職サポート

※求人数:2022年3月更新

8. 転職エージェントを利用する6つのポイント

転職エージェントのサービスを利用する際は、下記のポイントを押さえておくことで、エージェント利用をより効率的にかつ最大限に活用できます。

ポイント【1】登録前に「担当者との連絡方法」を確認するべき

転職エージェントのサービス利用を登録する前に、担当者(キャリアコンサルタント)との連絡方法を確認しておくと良いです。

連絡方法は主にメール(gmailやyahoo)・電話・LINE・ビデオ通話などが用いられます。それそれのエージェントによって使用するツールをが異なりますので、「自分が連絡を取りやすい方法でやり取りできるか」という視点は、スムーズに転職活動を進める上で非常に大切です!

私が転職活動をしていた際は、メールやLINEなどのテキストでのやりとりが楽でした!現職に在籍中だと、なかなか電話に出られなかったりと、少々やりにくさを感じたことがあります。

また私の周りの転職経験者の話でも、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽!」という意見が非常に多かったです。「休みの日に電話で連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトを選びましょう。

ポイント【2】スキルや経歴は正確に伝える

当たり前のことですが、経歴やスキルは正確に伝えるようにしてください。スキルや経験がアバウトな内容では、あなたにマッチした求人の提案を受けられません。具体的な担当業務はなるべく細かく誤解のないよう伝えましょう!

ちなみに、経歴に偽りがあったまま転職先に入社をしその偽りが発覚した場合、経歴詐称として罪に問われることもあります。大きな信用を失うリスクになりますので気を付けましょう。

数ヶ月在籍していた企業でも、しっかりと履歴書に記載をしてください。

ポイント【3】希望や条件をしっかりと伝えるべき

キャリアアドバイザーとの面談では、ご自身の希望や条件をしっかりとお伝えしましょう。

キャリアアドバイザーとの認識を合わせておかないと、今後の転職活動の方向やあなたの希望とズレが生じてしまい、せっかくの機会を損失してしまう可能性もあります。

『しっかり相談をしておけばよかった』などと後悔しないようにするためにも、率直にありのままをお伝えしましょう!

もちろん、希望の働き方や条件を具体的に伝えることも大切ですが、「今回の転職に対する想い」や「今後のキャリアプラン」などもしっかりと伝えておいてください。

ポイント【4】転職の時期は最短可能日で伝えるべき

転職エージェントに登録すると、転職時期についてと質問されます。

特に決まった時期がなければ、「できるだけすぐに転職をしたい」と伝えておきましょう。

その理由としては、直近で転職を考えている=積極的にサポートしてもらえる可能性があるからです。

転職エージェントのマネタイズの仕組みとして、転職希望者を企業に紹介し、その仲介料で収益を上げるビジネスモデルなので、転職意欲が高い人を優先する傾向があります。

ただ、転職時期が先だからといって、優先順位が落ちることはありませんのでご安心ください。

また、もしあたなが現職に在籍をしながら転職活動をする場合は、現実的に退職が可能な時期(引継ぎが終わるタイミング)も併せて伝えておいてください。(退職交渉が難航しそであれば、その点もお伝えいただけると良いです)

ポイント【5】複数の転職エージェントを活用するべき

複数の転職エージェントを利用ることで、エージェントの特徴を最大限に活用でき、かつスムーズな転職につながる可能せが高いです!

ただ、あまりに多くのエージェントを同時利用してしまうと、やり取りが非常にややこしくかつわずらわしくなるので、お勧めは2~3つの利用がベストです!

ちなみに、複数併用することで、下記のようなメリットがあります。(参考までに)

▼エージェントを複数利用のメリット✅

・応募先の選択肢が増える(可能性が広がる)
・それぞれのアドバイザーから、多角的にアドバイスを受けられる
・各エージェントの非公開求人や独占求人を紹介してもらえる
・相性の良い担当者を選べる&サポートしてもらえる

前述したように、複数併用することで各エージェントの非公開・独占求人にアクセスできるので、本来のエージェントサービスの特徴を最大限に活用できるのは魅力的です!

※非公開求人は、一般的な求人情報サービスでは公開されていない求人になります。
※独占求人は、その転職エージェントからしか応募できない求人のことです。いずれも、条件が良く好待遇であることが多いです。

ポイント【6】紹介企業の評価や口コミを確認するべき

転職先の企業に入社して『あれ…こんなはずじゃなかった』『紹介された内容と全然違う…』なんてことも稀にあります。転そのような後悔をしないためにも、紹介された企業の評価や口コミを事前にチェックしておくのも非常に大切です。

もちろん、企業の良い面・悪い面、リアルな内部情報など、転職エージェント経由でも事前に把握ができます。一方で、担当のキャリアアドバイザーによっては、企業の悪い面を正しく把握していないケースもあります。

企業の口コミサイトはいくつかありますが、その中でも特に信憑性が高そうなおすすのサイトが、『OpenWork』です。

口コミを投稿することで閲覧ポイントを獲得できるものなので、やや労力はかかるものの、事前にリアルな口コミを知ることができます。

※留意点
企業の口コミサイトは、基本的にネガティブなコメントがひとり歩きしてしまっていることが多いです。
口コミを投稿している人の価値観などが大きいので、口コミだけの情報を鵜呑みにせず、自分の直感も信じることが大切です。

最後に…

転職エージェントを利用することに関して、解説/説明してきましたが、内容はいかがでしたでしょうか。

転職は、今後のキャリア、人生においてとても大切な選択であり、挑戦です。
あなたが転職する上で、後悔のない選択をしていただけると、私としてもとても幸いです。

転職活動がうまくいくよう、心から祈念しております。

エイチ

エージェントの評判や口コミもまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください

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