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【もう迷わない!】職務経歴書の自己PRの正しい書き方

職務経歴書 自己PR

「職務経歴書の自己PRって何をどうアピールしたら良い?」「そもそも職務経歴書に自己PRは記載する必要あるの?」などの疑問を抱えていませんか?

結論からお伝えすると、選考通過率を高めるためには、職務経歴書にも自己PRが必須です。

選考官に魅力的に映る自己PRは、「自己PRを書く目的」や「書類選考官がチェックしているポイント」を理解し、正しいステップに沿えば、あたなも簡単に魅力的な自己PRを書き上げることができます。

本記事では、転職のプロとしてまた現役人事担当者として数多くの選考書類を添削してきた私が、自己PRを書くポイントを分かりやすく解説します!

目次

1.【自己PR】履歴書と職務経歴書の書き方の違い

それぞれ自己PRの書き方は、ポイントがあります。

職務経歴書の方がボリュームが多くなるため、自己PRを考える際は、

1.まずは職務経歴書に自己PRを詳しく書き込む
2.その内容を端的にまとめたものを履歴書に記載する

という順番で作成をしていくと進めやすいと思います。

なお、自己PRの内容自体は大枠共通で問題ないです。

2. 【職務経歴書】採用担当者が見ている2つのポイントとは?

採用担当者は職務経歴書を確認する際、以下の2つのポイントを主に着目しています。

2-1. あなた(応募者)のスキルは要件を満たしているかどうかを判断したい
2-2. あなた(応募者)の思考性や人間性が会社にマッチしそうか

魅力的な自己PRを書くためにも、まず採用担当者の視点を理解しておくことが重要です!

2-1.あなた(応募者)のスキルは要件を満たしているかどうかを判断したい

採用担当者が最も注目しているのは、「募集職種に対して、応募者のスキルや経験が要件を満たしているか」という点です。

あなたのこれまでの経歴や担当していた業務内容から、想定している要件に達しているかを判断しています。特に技術職(エンジニアやWebデザイナー)などでは、この傾向が顕著です。

そのため、募集要項から「企業がどのようなスキルのある人材を求めているのか」を把握し、それに合わせて自己PRを作成したり、特定の経歴を強調してアピールしたりすることが重要となります。

2-2.あなた(応募者)の思考性や人間性が会社にマッチしそうか

採用担当者は、スキル・経験だけでなく、応募者の思考性や人間性なども判断材料にしたいと考えています。

面接で実際に対話してみないと詳しい部分はわかりませんが、応募書類からでもある程度判断することは可能です。

■例①
経歴の中で『某大手企業のDX化のプロジェクトを、コンサルタント、エンジニア、プリセールスなど外部の協力を仰ぎながら納期までにプロジェクトを完結させた』のようなエピソードであれば
→「周りを巻き込む力がある」
→「推進力がある/調整力がある」


経歴の中で『約3時間かかっていた作業を、エンジニアチームと連携して自動で終わるように仕組み化した』のようなエピソードがあれば、
→「主体的に行動できる」
→「チームで連携するコミュニケーション力がある」

などの印象を与えます。

人間性や思考性が社風に合いそうか、既存のチームにしっかり馴染めそうか、溶け込めそうか、といった点も選考の対象となります。

– どのような思考性の人材が求められるかは企業によって異なる

「どのような思考性であれば良いか」は企業によって違います。あくまで重要なのは、双方のマッチングです。

自分の思考性とかけ離れたことを書いたり、誇張した表現にするのは入社後にあなたが苦労をすることになるので、それはやめておきましょう!

ここまでは採用担当者の目線について解説しました。

これまでの内容を踏まえて、以下は実際に「自己PRをどのように考えればよいか」の具体的な手順を解説します。

3.職務経歴書の自己PRを考える4つのステップ

実際に書いてみようと思っても「何を書けばいいか思いつかない」という方は多いと思います。

そんな方は、ぜひ以下の4ステップに沿って考えてみてください!

思い通りに職務経歴書の自己PR欄を埋めることができます。

▶︎Step1. 企業の求める人物像を把握する
▶︎Step2. キャリアを振り返り、経験や実績を整理する
▶︎Step3. 経験・実績をもとに強みを言語化する
▶︎Step4. 応募先の企業の業務との関わりの大きい強みを1~2個選ぶ

それぞれ、具体例を交えながら解説していきます。

▶︎Step1. 企業の求める人物像を把握する

まずは企業の求める人物像はどんな人材なのか、具体的にイメージできるまで情報収集を行いましょう。

募集要項や求人票に書いている情報を入念に読み込むことは絶対に必要です!

それ以外には、企業のコーポレートサイトからも、どのような採用ニーズがあるのか推測できます。

どれだけ魅力的な自己PR文を書いたとしても、企業の求める人物像から外れてしまっていては採用されることはありません。

「業務内容」や「必要なスキル」から逆算して、採用ニーズの見極めをしておく必要があります。

自己PRは応募企業毎に書き分ける!

自己PRは、応募企業ごとにしっかり書き分けた方が良いです!
企業規模や提供するサービス・商品の内容によっても、求める要件や人物像は違ってくるからです。

例えば、
創業期のスタートアップ(ベンチャー)
「指示がなくても行動できる積極性のある人」や「ゼロから何かを作り上げた・立ち上げた経験のある人」

規模の大きな企業(既に出来上がっている組織)
「チームをまとめる能力のある人」や「人の上に立った経験のある人」

が求められやすい傾向にあります。
このほかにも、ビジネスモデル(toB、toC)や扱う商品によって、採用の要件/ニーズは変わってきます。

どの企業でも使える自己PRは存在しない、と認識しておくべきです。

▶︎Step2. キャリアを振り返り、経験や実績を棚卸しする

次に、これまでのキャリアを振り返り、経験や実績の棚卸しをしていきましょう!

これをもとにして、あなたのアピールすべき強みを絞っていきます!

端的にお伝えすると、「これまでやってきた仕事内容」を細かく分けて列挙していきます

例えば「WEBサイトの運営」という仕事内容であれば、

  • サイトコンテンツの企画・立案
  • サイト流入数の改善
  • コンテンツ更新の進行管理

などに、細かく分けられます。

この時、数字で表現できる実績や経験をピックアップするのがポイント(経験や実績は数字で表す)

実績や経験は数字で表すことで、説得力を持ちます。

上記の例をもとに表すと

  • 月10本のサイトコンテンツの企画・立案
  • サイト流入数を120%改善
  • 10人規模のチームのコンテンツ更新の進行管理

とすることで、よりわかりやすく納得感をみって相手に伝わるようになります。

自己PRでも数字は盛り込むので、この段階で思いつく限り書いておくことをお勧めします!

(NG例)
『私はフットワークを活かした新規開拓営業が強みです! どんな時でも顧客を第一に考え、お客様から信頼を勝ち得てきました!』

(OK例)
『誰よりも行動することでお客様からの信頼を得ようと、1日100件のテレアポと週に10件以上の訪問を欠かさずに3年間続けてきました!』

▶︎Step3. 経験・実績をもとに強みを言語化する

Step2 で列挙した経験・実績をもとに、『強みを言語化』していきます。

例えば、「月10本のサイトコンテンツの企画・立案」をもとにするのであれば → 企画力や発想力が強みと言えそうです。

サイトの課題を分析し「サイト流入数を120%改善」を達成したなら→「分析力」や「課題解決能力」が強みになるでしょう!

以下の表も参考にしながら、自らの経験・実績を強みに言い換えてみてください。

スキル・能力他者との関わり課題解決
・決められたことをやり抜く力
・忍耐力
・継続力
・粘り強さ
・実行力
・活動意欲
・集中力
・ストレス耐性
・主体性(自分で考え行動できる力)
・挑戦心
・チャレンジ精神
・改善
・成長意欲
・前向き志向
・学ぶ姿勢
・度胸・本番に強い
・感情をコントロールする力
・タフさ(精神力)
・使命感
・責任感
・目標指向性
・達成意欲
・パッション
・探究心
・好奇心
・柔軟性
・親しみやすさ
・気配り
・ホスピタリティ
・チャーム(可愛がられる要素)
・素直さ
・誠実さ
・真面目さ
・約束を守る
・協調性・チームワーク力
・指導・育成力
・働きかける力(巻き込み力)
・わかりやすく伝える力
・傾聴力
・プレゼンテーション力
・理解力
・調整
・交渉力
・論理的思考力
・物事の本質を突き止める力
・課題発見力
・企画力
・計画力
・想像力
・提案力
・分析力
・広い視点で捉える力
・正確性
・スピード
・PCスキル
・文章作成力
・計算能力
(参考:リクナビNEXT

▶︎Step4. 応募先企業の業務と関わりの大きい強みを1~2個選ぶ

Step3で言語化した強みの中から、応募先企業の業務と関わりの大きい強みを選んでみましょう。

選定の基準は、Step1で見極めた「企業が求める人物像」です。

「企業が求める人物像」と「強み」を照らし合わせながら、もっとも関係の大きい強みを厳選

なお、自己PRはあまり多すぎると「結局何を伝えたいのか分からない」という印象を与えるため、記載する強みは、1~2個がベストです。

私は「コミュニケーション力」が高く、「協調性」があり「フットワーク」が良く「顧客との交渉力」を武器に新規開拓を行ってきました。

– ここまでのまとめ

魅力的な自己PRは、以下の4ステップで作ることができます。

▶︎Step1. 企業の求める人物像を把握する
▶︎Step2. キャリアを振り返り、経験や実績を棚卸しする
▶︎Step3. 経験・実績をもとに強みを言語化する
▶︎Step4. 応募先企業の業務と関わりの大きい強みを1~2個選ぶ

– 例文

「目標達成意識」という点を自己PRにするなら、以下のようなものになります。

目標達成意識を高く持ち、主体的に行動する力
求人広告営業を担当する中で、常に部署・個人の数値目標を意識し、その達成に尽力しました。達成に向けた計画を立て、そこから逆算し一日最低15件という荷電数を設定。さらに荷電数に対するアポイントの成功率30%以上をキープできるよう、改善を繰り返しながら訪問数を増やしていきました。その結果、部署の目標は1年間連続で達成し、個人としても社内で表彰を受けました。この経験は貴社の業務でも活かせると考えています。

ただ、「何を書くか」が決まっても「どう書くか」を意識をしなければ、伝わる自己PRにはなりません…!

そこで次は、伝わる自己PRの書き方のポイントを詳しく説明します!

4. 伝わる自己PRの文章構成3つのポイント

分かりやすく伝わる自己PRを書くためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

▶︎ 4-1. まずは結論・要点から書く
▶︎ 4-2. エピソードを交えながら根拠を書く
▶︎ 4-3. 『応募企業先でどのように活かせるか』で締める

それぞれ詳しく解説していきます。

4-1. まずは結論・要点から書く

自己PRは、最初に結論・要点を提示するように記載しましょう。

まずは冒頭で必ず示すべきことは「これまでどのような業務を担当していたか」「何が自分のアピールポイントなのか」ということです。

いきなり過去のエピソードや実績を並べても、「何をアピールしたいのだろう」と読み手は混乱していまいます。

自己PRのタイトルはこだわる!

自己PR文を書く際に、最もこだわって欲しい点はPRタイトルです。

PRタイトルは言わば「あなたらしさが表れた名刺の肩書き」のようなものになります!

できるだけ魅力的に映るように、言い回しを考えていきましょう!

【PRのタイトルの例】

■「行動量」→どんな欠点もカバーできるだけの行動量
■「愚直さ」→目標に向かって、地道に進み続ける愚直さ
■「実行力」→やると決めたらどんな時も逃げない実行力
■「営業力」→顧客との対話を何よりも重視する営業力

4-2. エピソードを交えながら根拠を書く

最初に結論(自己PRのポイント)を記載したら、根拠を続けて書きます。

根拠は、キャリアを振り返った時に書き出した「経験」や「実績」など、具体的なエピソードであると良いです!

具体的なエピソードがないと、見え方が薄い印象を与えてしまう、密度の低いPR文となってしまいます。

履歴書には限られたスペースで記載しなければなりませんが、職務経歴書は、形式が決まっているわけではないので自由に記載できます。

自己PR要素に説得量が生まれるよう、より多くのエピソードや具体的な実績を盛り込むことをお勧めします!

根拠には数字を入れるのがポイント

【前述の通り、根拠となるエピソードにはできる限り数字を入れるのがポイントです】

「売上の改善に貢献した」と書くよりも、「1日5件のアポイントを3ヶ月継続してこなし、受注率70%以上を実現。部署の売上目標比120%を達成に貢献した」と書く方が、説得力が生まれ、能力やスキル、行動力を正確に伝えられます。

4-3. 『応募企業先でどのように活かせるか』で締める

最後に、自己PRは「自らの強みが、応募先企業の業務でどのように活かせるのか」という内容で締めると良いです!

自らを応募先企業に売り込むための文言なので、企業にとってのメリットが感じられる内容でないと意味がないです。

同職種の場合は

「貴社の業務に活かせる」「この経験を活かし、貴社の売上拡大に貢献したいと考えている」

のような文言が好ましいです。

異職種や未経験転職の場合は、

前職の経験と転職先の職種を照らし合わせつつ、応募企業の求める人材像を踏まえて、「貢献していきたいという意欲」

を示しましょう!

– 「伝わる自己PRの構成」に当てはめるのもおすすめ

職務経歴書は履歴書の狭い記入欄とは異なり、自由に文章を記載できるため、ただ書きたいことだけ書いてしまうと支離滅裂な文章になってしまいかねません。

そこで、以下の構成に沿って内容を考えてみると良いでしょう!

1.. PRタイトル
2..仕事内容
3..エピソード・実績
4..企業に貢献できること

具体的な例文は以下の通りです。

PRタイトル【顧客の潜在ニーズを聞き出す課題解決営業が強み】
仕事内容入社以来3年間、大手顧客を中心とした営業職に従事してきました。
営業場面でこだわっているのは、単なる状況ヒアリングに留まらず、顧客の戦略や事業の仮説をぶつけることです。顧客の潜在ニーズを聞き出し、深い顧客理解をベースとした課題解決営業を心掛けてきました。
エピソード・実績その結果、多くの顧客の方々から「○○さんが一番我々の事を知ってくれている。今後も〇〇さんにお願いしたい。」と指名をいただくようになりました。
入社以来、継続的に売上を20%アップさせる事ができ、昨年度は営業全体のMVPをいただく事ができました。
企業に貢献できること私の強みを活かし、より深く提案営業を追求し、貴社の営業担当として顧客に貢献したいと考えています。

– ここまでのまとめ

自己PRの文章構成は、以下のポイントを押さえておきましょう。

1..まずは結論・要点から書
2..次にエピソードをまじえながら根拠を書く
3..最後は「応募先企業でどのように活かせるか」で締める

これらの内容を踏まえれPRを作成すれば、強みが伝わる職務経歴書に一歩近づきます!

次の章では、職務経歴書に自己PRを書く際の注意点もあわせて紹介しますので、ご覧いただけると嬉しいです!

5. 職務経歴書に自己PRを書く際の注意点3つ!

職務経歴書に自己PRを書く際は、以下の3点にぜひ注意してください!

▶︎ 5-1. 読みやすさを意識する
▶︎ 5-2. 冒頭に経歴をまとめ、自己PRは後半に記載する
▶︎ 5-3. 志望動機と混同しないように留意する

5-1. 読みやすさを意識する

職務経歴書に自己PRを書く際は「読みやすさ」が重要です。

読みやすくするポイント

行間を程よく空ける
文字は小さすぎないようにする
改行を入れる

どれほど良い内容自己PRであっても、読みづらいと感じるものであれば、「読み手への配慮がない」「見やすい資料を作るスキルがない」など、それだけで採用担当者からの印象がダウンになってしまいます...

特に事務職や広報職など、日常的に書類作成や社内外に情報を周知する仕事の場合は致命的です。

採用担当者は、一度に複数の書類に目を通すことも珍しくありません。他の書類よりも著しく見劣りしないように、体裁・レイアウトを整えることを意識しましょう。

5-2. 冒頭に経歴をまとめ、自己PRは後半に記載する

転職ならエン・ジャパンの転職サイト参照

以下のような構成で組むのが望ましいです!

  1. まずは経歴を要約する
  2. 詳しい経歴と業務内容を一覧形式で示す
  3. その経歴を踏まえて自己PRや志望動機などを記載する

5-3.志望動機と混同しないように心がける

自己PRは、自らの強みや能力、スキルを客観的に示し、「自分を採用するメリット」を伝えるものです。

一方、志望動機は「なぜその会社に応募したのか」「他の企業ではなく、その企業でなければいけない理由」などを示し、熱意や意欲を伝えるものです。

それぞれを混同してしまわないように心がけましょう!

自己PR志望動機
自らの強みや能力、スキルをアピールする企業に応募した理由や経緯、想いを伝える

最後に

重要なのは「採用担当者が何を見極めているのか」を理解することです。

採用担当者が見極めているポイント!】

▶︎応募者のスキルは十分かどうかを判断したい
▶︎応募者の性格や人間性が会社にマッチするか知りたい

書くことが思いつかないという方は、まず自分のキャリア(これまでやってきた仕事)を箇条書きにして書き出してみることをおすすめします。

この時重要なのが、思い浮かぶままにすべて書いてみることです。

すべて書き出してみてから、「どれが応募先企業にとって魅力的なものだろう」という視点で、選んでみてください。

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